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無駄のないあがき

男子大学生がジタバタしています。

人は何故、箱根駅伝をみるのかについての考察

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昔から甚だ疑問に思っていることがある。

 

人は何故、箱根駅伝をみるのか。

 

人類誕生から何百万年の長い歴史の中で未だかつて、

 

普段、駅伝に興味がない人間までもがリビングに集まって、わざわざ正月というめちゃおめでたい日に、皆でテレビにくぎ付けになるということがあっただろうか。

 

 

 

いや、無い。

ホモ・サピエンスまで遡っても無い。

 

 

何が悲しくてめちゃめちゃおめでたい日に駅伝をみているのか。

 

日本人はめちゃめちゃめでたい時にめちゃめちゃ辛そうに走っている人間をみてめちゃめちゃ性的興奮を得るタイプのめちゃめちゃアブノーマルな民族なのだろうか。

 

 

他にもっと面白い番組もあるだろうし、家の外に出れば正月で浮かれた街の雰囲気を楽しむこともできる。お年玉ください。

 

一体、人は何が目的で箱根駅伝を見続けるのだろうか。

 

実際どのくらい箱根駅伝がテレビでみられているのか、過去五年の関東地区における視聴率を調べてみたので以下に記載する。

 

 

第92回 往路 2016年1月2日(土) 7:50 375 28.0 青山学院大学
復路 2016年1月3日(日) 7:50 388 27.8
第91回 往路 2015年1月2日(金) 7:50 375 28.2 青山学院大学
復路 2015年1月3日(土) 7:50 388 28.3
第90回 往路 2014年1月2日(木) 7:50 375 26.8 東洋大学
復路 2014年1月3日(金) 7:50 388 27.0
第89回 往路 2013年1月2日(水) 7:50 375 29.1 日本体育大学
復路 2013年1月3日(木) 7:50 388 27.9
第88回 往路 2012年1月2日(月) 7:50 375 27.9 東洋大学
復路 2012年1月3日(火) 7:50 388 28.5

箱根駅伝 | ビデオリサーチより引用)

 

この表からわかる通り、関東地区の日本人の3人に1人は箱根駅伝を視聴していることになる。

 

普段、サッカーに興味がない人間がワールドカップの代表戦だけ視聴する、というのは理解できる。日本国民として日本代表を応援したくなる気持ちは当然のことであるし、ある種皆で応援しているという一体感を得ることもできる。

 

しかし、箱根駅伝の場合はそうはいかない。

そもそも大学対抗であるし、母校が出ているからみているというのはまあ分かるが、縁もゆかりもない学校の縁もゆかりもない若造を応援して何が楽しいのか。

 

冷静に考えて普段駅伝に興味がある人間が、日本人の100人に1人いるわけがないのでこれはまさしく異常事態である。

 

では、何故このような状況で多くの日本人が箱根駅伝をみるのかということを考察していきたい。

 

①何かわからないけどエネルギーを貰える、気がする説

 

正月は一年の始まりの時である。

その一年を充実したものにするための、いわばスタートダッシュとなる重要な期間であるが、

 

実際はおせち食って、餅食って、お年玉配って、お年玉貰って、ゴロゴロしながらテレビを見ている人がほとんでしょう。

 

ゴロゴロしながら、

「なんか面白いテレビやっていないかな~、お、駅伝やってるじゃん」

日本テレビにチャンネルを合わせるとそこには、正月から20キロもの距離を一生懸命走っている若者の姿が。

 

「正月からこんなに辛い思いをして・・・走っている奴がいるのか・・!」

 

餅食って、寝て、テレビみているだけの自分を恥じ、

怠惰な自分の代わりに頑張ってくれ!!と顔を歪めながらも懸命に走り続けるその姿に釘付けになるのである。

 

そして、自らは彼らに何も与えない一方で、

一方的に彼らから一年のスタートを切るエネルギーを頂くのである。

 

 

そのようなエネルギーを頂いている立場なのにもかかわらず、

 

ケニアのナントカ高校出身の外国人留学生が日本人学生をごぼう抜きにしているのをみると、「外人はずるいわ!!がんばれ日本人!!」とあたかも熱狂的日本代表サポーターみたいな立場で言い放つのである。

 

ケニア人だって少なくともお前の3万倍は頑張っているのに。

私は山梨学院大学のジョセフ・オツオリが好きです。

 

②他の正月の番組面白くねえわ説

 

ここは、年末年始のバラエティ特番に疲れてしまった山田家。

アメトーク5時間スペシャル、笑ってはいけない、芸能人格付け・・・

あらゆるバラエティ番組は見てしまった。もうお腹がいっぱいである。

 

タカシがゴロつきながら、

「なんか面白いテレビやっていないかな~、お、駅伝やってるじゃん」

日本テレビにチャンネルを合わせるとそこには、正月から20キロもの距離を一生懸命走っている若者の姿が。

 

この時間この一瞬に、正月から走っている若者がいる・・・!!!

 

タカシもタカシの母ちゃんも父ちゃんも、タカシの婆ちゃんも爺ちゃんも、

正月のバラエティ番組でゆるみきった空気を切り裂くような、緊迫したライブ映像に釘づけになるのである。

 

一家全員駅伝に微塵も興味がないのに、である。

 

バラエティ番組で体をはって笑いをとる芸人たちの、テレビ用に面白可笑しく歪めた表情よりも、

まさにこの瞬間に、リアルに辛さに耐え歪めている若人たちのその顔に釘付けになるのである。

 

 

 

誠に唐突ではあるが、

 

正月にマイナースポーツをライブ映像で流せば皆がみるのではないだろうかという説を私は唱える。

 

カバディとかセパタクローとかそういうマイナースポーツに励む若人たちを一斉に集めて大会を催し、正月の朝からライブ映像を流せば、

 

普段カバディセパタクローに全く興味のない日本国民たちが、

 

リビングに集い、

 

わざわざ正月というめちゃめちゃおめでたい日に、皆でカバディセパタクローにくぎ付けになるのではないかと思うのだ。

 

カバディ!??!??セパタクロー!??!?!?

 

何かわかんないけどバラエティ飽きてたし、エネルギーもらえるしすげえ!!!!!

 

ってなって、マイナースポーツの競技人口増加につながるのではないだろう。

 

 

 

明けましておめでとうございます。

 

 

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